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- 第24回日本トライアスロン選手権:男子
第24回日本トライアスロン選手権:男子
- DATE
- 2018.10.14
- VENUE
- 東京都 港区 お台場海浜公園
- COURSE
- スイム1.5㎞:バイク40㎞:ラン10㎞
第24回日本トライアスロン選手権:男子
2013年以来大荒れの天気続きのお台場は日本選手権だが今日は小雨から曇りへと回復していきながらのレースとなった
皇帝 王者 帝王 どの言葉も2000年代はずっと『 田山 寛豪 』という男のためにあったのではないかと思う日本トライアスロン界。
田山選手引退後初のタイトルに輝くのは・・・
前年度準優勝、ロンドンオリンピック代表、アジアカップ・ソクチョウ優勝の『 細田雄一 』選手、2011年日本王者
ランキング1位、アジアンゲームス優勝の『 古谷純平 』選手、2015年日本王者
アジアカップ3勝:U23アジア王者 『 北條巧 』選手
国体優勝の『 佐藤錬 』選手
U23日本王者にしてデュアスロンチャンピオンの『 安松青葉 』選手
新しい王者は・・・次代のヒーローは誰になるのか?
位置に付く
スイム1.5km(2周)
【 1周目 】
スタートが切られる
早くもスイムの実力が高い選手が先頭に立つ
3名の選手が前を引く
一周目が終わり先頭はスイム力で定評のある前田選手、古谷選手、小田倉選手が2周目に向かう
【 2周目 】
先頭の3名に続き、望月選手、細田選手、山本選手、高校3年生の吉川選手、北條選手、石塚選手が続く
佐藤錬選手、谷口選手、古山選手、杉原選手、内田選手と続く
阿部選手、渡部選手、山下選手、岩本選手など実力者も2周目に入る。
ランで期待される大谷選手は22番手、安松選手は27番手で2周目に入る
インカレ上位組は池田選手28番手、小原選手が24番手
2周目が終わり古谷選手、前田選手、山本選手、小田倉選手、北條選手の順でスイムアップしていく
そして高校生トライアスリートの吉川選手が続き会場を沸かせる
Bike 40km(8周)
【 1周目 】
トランジより最初に出てきたのは 前田選手、古谷選手
差がなく北條選手、山本選手、小田倉選手と続き
吉川選手、細田選手、佐藤錬選手、石塚選手、望月選手、谷口選手、内田選手と続く
古山選手、杉原選手と続き少し間が空く
先頭からまさかだったが1分がここで過ぎる
去年お台場を沸かせた渡部選手、桶谷選手、大谷選手、小原選手、山下選手をはじめ大量の選手がバイクをスタートさせる
阿部選手、新田選手、稲葉選手、山崎選手、池田選手、澤瀉選手、仲尾選手、寺澤選手、石関選手、有島選手、椿選手、安松選手、
各選手バイク乗車でうまく行ったりいかなかったりで順位を上げたり落としたりしていく中バイクをスタートしていく
外山選手や鋤崎選手などもバイクをスタート
先頭はどのように形成されているのか?
【 2周目 】
先頭は高校生吉川選手が引き、細田選手、山本選手、佐藤錬選手、石塚選手、小田倉選手、北條選手、古谷選手、前田選手の9名
第2集団は30秒遅れで谷口選手、内田選手、望月選手
古山選手が一人で追う
杉原選手も一人
阿部選手、渡部選手が追う
山下選手、仲尾選手、小原選手、池田選手、山崎選手、大谷選手、桶谷選手、岩本選手が続く
11秒差で勝負の分かれ目になったかもしれない、佐藤謙選手、澤瀉選手、安松選手、寺澤選手、椿選手、稲葉選手、石関選手、新田選手などが続く
有島選手が一人
外山選手と鋤崎選手
各選手が通過する中、後続でバイク力がある小林選手などもかなり後方から一人で追い上げる
【 3周目 】
先頭集団は変わらず吉川選手、細田選手、山本選手、佐藤錬選手、石塚選手、小田倉選手、北條選手、古谷選手、前田選手の9名
第2集団が早くも1分の差をつけられる谷口選手、内田選手、望月選手
1分15秒遅れで第3集団を形成したのは阿部選手、渡部選手、古谷選手、杉原選手、山下選手、仲尾選手、小原選手、池田選手、山崎選手、大谷選手、桶谷選手、岩本選手
2分秒遅れ第4集団は佐藤謙選手、澤瀉選手、安松選手、寺澤選手、椿選手、石関選手、新田選手
わずかに遅れた稲葉選手、3分遅れで外山選手、鋤崎選手、有島選手が続く
後続は次第にLAPされ始める
【 4周目 】
圧巻のバイク力を見せ後続おおいていく先頭集団からバイク途中で止まった小田倉選手が離れ8名で動く
小田倉選手、谷口選手、内田選手、望月選手を吸収し第2集団は1分30秒差で阿部選手、渡部選手、古谷選手、杉原選手、山下選手、仲尾選手、小原選手、池田選手、山崎選手、大谷選手、桶谷選手、岩本選手を含め16名
第3集団佐藤謙選手、澤瀉選手、安松選手、寺澤選手、椿選手、石関選手、新田選手7名
【 5周目 】
先頭集団は吉川選手、細田選手、山本選手、佐藤錬選手、石塚選手、北條選手、古谷選手、前田選手の8名
1分半遅れの第2集団
約3分遅れとなった第3集団
スイムの遅れ、バイク力の無さがどんどんと後方集団を苦しめる
【 6週目 】
先頭は変わらず8名の集団
渡部選手、山下選手などバイク力のある選手も多く1分半差のまま踏ん張る第2集団
6名となった第3集団は3分20秒遅れとじわりじわりと離されていく
第4集団が快走を続ける小林選手が稲葉選手などを回収し6名となる
【 7周目 】
統制が取れそして高速で飛ばす先頭集団を引く北條選手
第2集団もスピードは落ちず1分半差を保ちながら走る
第3集団は3分40秒とさらに離される
【 最終周回 】
スピードアップした先頭集団が後続と1分45秒差に開く
インカレ優勝者池田選手もいる第2集団
第3集団はついに4分半の差に広がる
最終周回を終えてランへ選手が向かう
Run 10km(4周)
ランがスタート
北條選手が飛び出す、細田選手、古谷選手が追従する
わずかに佐藤選手、吉川選手、山本選手、前田選手、石塚選手は遅れる
第2集団も約2分遅れでランをスタートさせる
各選手ランに入る
そして先頭が戻ってくる
【 2周目 】
先頭は北條選手!!後続を引き離す
北條選手の10数秒後方に細田選手、古谷選手
さらに10数秒後方に石塚選手、佐藤錬選手
高校生ながら大活躍の吉川選手も続く
安松選手も追いかける
【 3周目 】
北條選手がその差をキープしたまま快走する
古谷選手、細田選手が追いかける、石塚選手が佐藤錬選手を離す、吉川選手、前田選手と続く
後続は大谷選手、新田選手、安松選手が速く順位を上昇させていく
【 最終周回 】
北條選手が独走!!
差はなんと30秒
大舞台で発揮する北條選手の力を見せつける
ゴールで待つ
飛び込んできたのは勿論
北條 巧 選手
ゴール前でこぶしを握り想いを噛み締める
初めての日本選手権は2016年12位、去年は4位
そして今年は学生スプリング選手権優勝、アジアカップ3勝、U23アジア王者にもなった
ITUグランドファイナルU23やユニバーシアードなどでは苦い思いもした。
日体大は指導者がいるわけではない、自分たちで考え練習メニューを作り試行錯誤して強くなっている
甘えを捨て、強くなるために全力を尽くし
北條巧選手が日本選手権優勝を決める!! 1:46:37
2位は古谷純平選手 1:46:58
3位は細田雄一選手 1:47:34
4位、石塚選手、5位、佐藤錬選手
北條巧選手 優勝おめでとうございます。
次回の国内ビックレースは宮崎WCです! レースの写真はFacebookに多数あります。
アスリート全力応援!アスリートオブジャパン