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- 日本デュアスロン選手権-男子
日本デュアスロン選手権-男子
- DATE
- 2017.11.12
- VENUE
- あづま総合運動公園
- COURSE
- 1stラン5㎞:バイク20㎞:2ndラン2.5㎞
日本デュアスロン選手権レースレポート-男子
1stラン4周、バイク5周、2ndラン2周で争われた
寒空の中時より雨がぱらつき風も吹いた大会となった
男子選手集合、スタートを待つも・・・・
1stラン 5km
まさかの『On Your Mark』からの号令がなく
スタート音がぱしゅっ!と鳴りスタートが切られた!!
選手全員の戸惑いが見えるスタートとなったなか良い飛び出しを見せたのは
小原北斗選手、田中文也選手
2周目:先頭に立ったのは去年エイジで圧勝した岩井選手、そして高橋宙之選手
いきなり後続に10秒近くの差をつける!!
離れた第二集団は浦山選手、田中文也選手、安松選手、皇帝深浦選手を含む20名前後
その後は1秒から数秒間隔で選手が続く
U19、U23、エリート同時スタート各々の力量がある気温も寒く自分との戦いをしっかりできる選手が好成績につながる
3周目:
岩井選手が一人独走態勢となり
第二も安松選手、深浦選手、山岸選手、吉岡大河選手、田中文也選手など13名に絞られる
予想より、体感がはるかに寒く感じるなか
初開催のコースに足攣ったんだと思われる選手も多く早くも過酷さを見せる
4周目:
引き続き、岩井選手が独走!!
当サイトでは去年エイジ圧勝した選手と紹介させてもらっているので走れる選手と知っていたが
業界内及び会場内では無名なこともあり
皇帝深浦選手をはじめ、世界で戦う実力者を抑え快走する姿にどよめきが起きる
第二集団はさらに絞られ安松選手、深浦選手、吉岡大河選手、田中文也選手4名に絞られ
山岸選手、旭選手が少し遅れ追走、そのあとに浦山選手、外山選手など6名が続く
ここで1周目で魅せた高橋選手が遅れ始める
Bike 20km
トランジ:
岩井選手が独走状態を保ったまま約10秒の差をつけてバイクに入る
続いたのは安松選手、深浦選手、吉岡大河選手、田中文也選手4名だが
経験の差で吉岡大河選手がここで遅れる
先頭は
岩井選手を吸収した安松選手、深浦選手、田中文也選手4名
バイクで期待された吉岡大志選手をはじめ後続も追いかけるが差は結果として広がってしまう
最終周回:
田中選手、安松選手が逃げを決める
追いかける深浦選手、遅れる岩井選手
2ndラン 2.5km
トランジ
最初に出た田中選手、続く安松選手が2ndランに入る
追いかけるはずの深浦選手
指が寒さで動かなかったのか?メットを外すのに遅れ
かなりのロスをしてしまう
先シーズン1度も深浦選手に勝てなかった二人が深浦選手に勝つ
そして二人とも初めてとなる日本選手権勝利に向けた戦いを始める
2ndラン最終周回:
安松青葉選手が、田中選手をじわりじわりと離す
最後はさらに差を広げた安松選手が先シーズン届かなかった深浦選手超えを果たし
『日本選手権 初優勝』を決める!!
準優勝は
最後まで積極的なレースをした田中選手
3位は深浦選手
4位は会場を沸かせた岩井選手が入る
U23:安松選手が優勝、準優勝は山岸選手、3位は久山選手となる
U19:吉川恭太郎選手が優勝、望月満帆選手準優勝、3位は水口迅選手
本来の力を出すこれがいかに難しいかという事を改めて感じた。
当たり前だが、寒さ対策、痙攣や攣り対策、脱水対策、エネルギー補給などいくらでもある
トランジの練習
コースに合わせた自転車のセレクト
わずかなミスが決定的な差になることを改めて感じたレースでした。
最後に服部選手へ
派手な落車をした後、記憶がないままゴールしたと聞きました。
見ていても伝わる気合の走りと闘争心は素晴らしいの一言ですが
頭を打ったのではないかと心配しています、必ず病院に行って検査をしてください。
出場選手の皆様へ
素晴らしい戦いをありがとうございます。