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日本トライアスロン選手権レースレポート

by AoJ

DATE
2017.10.15
VENUE
お台場(日本)
COURSE
Swim 1.5km >> Bike 40km >> Run 10km

60名の選手がそろう

11度目の制覇を狙うエリートレース引退宣言をした『田山寛豪 選手』をはじめ
2020年を目指す若手有望選手、往年の名選手などオールスターな選手権となった。
数日前から一気に下がった気温、降り続く雨、濡れた路面、選手全員に同じ条件とは言え
過酷なレースになることがわかる
スイム2周、バイク8周、ラン4周

Swim 1.5km

スイムの位置取りがレースの結果を左右する
スタートの写真
スタート直後に佐藤錬選手が砂浜でこける以外は比較的スムーズなスタートを見せる
大方の予想通り
スイム先頭グループを形成したのは
田山選手、小田倉選手、北條選手、古谷選手、山本康貴選手、前田凌輔選手など
差はわずかに見えたが少し遅れたのが
スタートで砂浜でこけた佐藤錬選手に、石塚選手、細田選手、渡部選手など続く
さらに古山選手、有島選手、池田選手、そして先日インタビューした山下選手などが続く

Bike 40km

バイクでは
スイムを先頭で終えた
田山選手、小田倉選手、北條選手、古谷選手、山本康貴選手、前田凌輔選手に
少し遅れた佐藤錬選手、石塚選手、細田選手、渡部選手が追いつき
10名の先頭集団を形成する
第二集団(先日インタビューした肥後選手はここにいた)、第三集団は大集団となる
低体温や落車で離脱する選手も多く
見ているだけでもつらそうな状況だ
先頭集団はものすごい速さで走る
あっという間に後続選手をDNFに追い込み
結局第三集団までの選手は全員DNFとなった。

先頭は
佐藤錬選手をはじめ数名が飛び出したりをしていたが
見た目だけで判断すると田山選手が一番つらそうに見える
細田選手がうまく後方を抑えたように見えた?タイミングに渡部選手と山本康貴選手が飛び出し
残り2周回での二人逃げが決まる
二人の逃げに対し追いかける側のペースが上がらない
結果後続に約1分の差をつけて
バイクを終えた渡部選手、山本康貴選手がランに入る

Run 10km


時代を変える選手はこの二人のどちらか?
女子に続くデットヒートとなるのか?

という空気をどこかに感じるほどの盛り上がる
追いかける選手たちもランに入り猛追を始める

1周終わり約30秒差に詰める小田倉選手、細田選手、北條選手そして11度目の制覇を目指す田山選手

2周終わりには田山選手が先頭に
バイクでの苦しそうな姿からは想像ができないほどの走りを見せ
そのまま独走した田山寛豪選手が優勝し引退レースを11度目の日本選手権制覇で花を添える
準優勝は細田雄一選手
3位小田倉選手、4位北條選手、5位古谷選手、6位渡部選手、7位佐藤錬選手、8位石塚選手、9位山本康貴選手
とスイムをトップで終わらせ、バイクも先頭集団を形成した選手が
日本選手権順位の一桁台を占めた
10位はランでの猛追を見せた安松選手が入るもやはりスイム力がカギとなったレースとなった。
インタビューさせてもらった肥後選手20位、山下選手29位でした。
レースに出られた選手皆様、関係者の方々、応援されたすべての方々が作った素晴らしい大会でした。
最後に『田山寛豪 選手』
優勝おめでとうございます。