関東学生トライアスロン選手権は
インカレの関東予選会でもある

アジアカップ大阪など大きな大会同日開催とありトライアスロンシーズン真っただ中で行われた
関東学生ナンバー１を決める大会

かれこれ黒磯大会とか呼ばれている時代から見ている大会となり
ことしも
関東の学生たちの感動や涙の詰まった場所となった

灼熱の去年とは違うが雨天で冷えた調整池をを泳ぎ
冷えた体でバイクに乗る、そして路面状態が良くないという条件は
去年以上の過酷なレースになるのではと思ったほど

優勝候補筆頭『野村彩夏』選手のライバルとなるのは？

佐々木綾乃選手、吉尾桃子選手、池野みのり選手、田村光選手、宮崎集選手、

熊谷 碩子選手、久島明日香選手、立岡真海選手

日本体育大学、日本大学、東京女子体育大学などの一年生は？


それとも新星あらわるか？

Swim 1.5km

例年より少し冷たく感じる水温の中スタートが切られる

圧倒的なスイム力を見せる池野みのり選手が完全に抜け出す

同じチームの佐藤優香選手級と称されるスイム力を武器に
後続から一人抜け出た泳ぎをする

離れたところで続くのは今井綾乃選手、宮田彩花選手などスイムに定評のある選手だ

そのまま後続を離した池野みのり選手が１位でスイムアップ

２位今井綾乃選手、３位宮田彩花選手、

そしてここからは集団になったが４位吉尾桃子選手には約１分４０秒の差をつける事となった

５位は野村彩夏選手・・・・有力どころの田村光選手3分半差、佐々木彩乃選手4分以上の差と遅れる

トランジを終えてバイクに向かう

Bike 40km

バイクが始まり2番手集団に１分以上つけ走る池野みのり選手

バイクでの前評判ではバイクは苦戦するのでは？
という話だがそれでもこの差を埋めるのは？？？

なんて思っていたが
続々と上がる選手の中で

野村彩夏選手が超速のバイクを見せ２周目には一人旅に
どんどんと後続を引き離す中後続にも動きが

２番手はスイム４位からの吉尾桃子選手
３番手にはスイム１６番くらいでバイクに移ったはずの田村光選手がつける
８番手にはスイムで大幅に遅れた佐々木彩乃選手が来た

この３名のバイク力は野村選手を除く他の選手からは頭一つも二つも抜けていた

単走ながら後続を引き離す走りを見せ差を広げる野村彩夏選手

結果、後続に3分近くの差をつけてバイクラップトップ＆先頭でランに入っていく

2位吉尾選手，3位田村選手はほとんど同時でバイクフィニッシュをする

Run 10km

ランに移る、安全マージンともいえる差をバイクで付けた野村選手に追いかける

吉尾選手、田村選手

じわりじわりと差を詰める

吉尾選手が田村選手を引き離す

野村選手との差は結果1分近くまで詰めるも

野村彩夏選手の優勝！！

野村選手の総合力と勢いが光ったレースなりました。

2位は吉尾選手、3位は田村選手
4位争いは池野みのり選手、宮崎集選手、熊谷選手あたりかと思われたが

後続をどんどん抜いていき一気に追い上げた佐々木選手が入りスイムで遅れても強いという事を見せる

どんどんゴールしていくが

後続であからさまにスピードが違い過ぎる選手を発見！！

ランナーの中にサイクリストがいるのかと思うくらいのスピード差を見せる
恐ろしすぎるスピードで爆走した久保田玲奈選手が最後のインカレ切符を決める！！
ちなみにランのタイム39：22で1位を獲得、ラン2位の吉尾選手に40秒、インカレボーダーラインの選手と比べると約５～１０分速い！
素晴らしい走りを見ました！

話題の選手が各パートで魅せた
・総合力と勢いの野村選手
・確実にレベルアップ中の吉尾選手
・新星、田村選手
・スイマー池野選手
・ランナー久保田選手

インカレではまた楽しみがふえました。

優勝された野村彩夏選手、インカレ出場を決めた各選手、おめでとうございます。