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東京都トライアスロン選手権男子レポート

by AoJ

DATE
2017.06.11
VENUE
渡良瀬遊水地(日本)
COURSE
Swim 1.5km >> Bike 40km >> Run 10km

東京都トライアスロン選手

今年何回目かの渡良瀬遊水地
最高の天気、渡良瀬遊水地的にはコンディションもよく
灼熱でも防風でも渇水でもない
まぁ水は前が見えないのはいつものこと


お台場をかけた5名の枠の争いが始まる
※ポイント持っている人の分はロールダウンなので実際は
現時点でも小田倉選手、佐藤錬選手が上位5名に入れば7位までが確定となる
スイム2周回、バイク6周回、ラン2周回
選手権男子スタート

Swim 1.5km

スイムは予想通りというか2020年有力候補筆頭の小田倉選手が先頭で泳ぐ
他を引き離し


『自分がこの場の主役だという事を見せつける』


いかに見せつけることが大事か、トライアスロンへの強い気持ちが表れていたように思える。

2番手は世界の平野司選手、往年のと言っては失礼だが競技復帰→もう一度頂点へという気持ちがここに現れる。
どの位置が楽か?どの位置がクレバーか?をちゃんと知っているのは今大会でのレベルの高さと状態のよさを思わせる

3番手は集団、最も熱い気持ち諦めない頑張りを見せる佐藤錬選手、ここ最近の成長目覚ましい有島選手、池田選手

得意のスイムを武器にお台場を目指す稲員選手、去年9位の塩入選手、常に進化し続ける外山選手、

ノースのエース西村選手、サニーのエース寺澤選手、日大のエース高根選手、など有力どころに

デュアスロンで皇帝こと深浦選手に先着した逸材、スイムはもう少し遅いかと思ったが安松選手もいる!!

そしてJrトップ選手の石関選手、関東選手権で頑張った日野選手、井上選手、高野選手、復帰した杉本選手などが続く

Bike 40km

バイクに移り
り40秒差をつけて小田倉選手が独走
平野選手が続きさらに少し離れて有島選手、佐藤錬選手、など上記選手が続くが

稲員選手が痛恨のシューズ落下、高野選手がうまく乗車できず出遅れ
※これがなければ二人ともお台場確定だったかもと悔やまれる

さらに、前方に行けたかいけなかったかでメンバーが一気に絞られ
佐藤錬選手、外山選手、塩入選手、高根選手、有島選手、池田選手、杉本選手、平野選手などが
そして安松選手が小田倉選手を追う展開となる
この時点でもうこのメンバーがトップに入るという事を確定させてしまうほど今年の東京都選手権のレベルが高い


後はこの中からだれがバイクで落ちるか?
東京都選手権は関東選手権と大きく違うと思うのはバイク能力(脚力じゃない)がないとここに残れないという事

そして小田倉選手に加えランが走れる安松選手がよほどのことがなければお台場確定という事をここで証明した。

集団は小田倉選手を吸収し
バイク内で脱落者を数名だし10名となる
ランに移るときに仕掛けた平野選手が先頭でランに入る

Run 10km


平野選手に続くのは10秒差で安松選手、小田倉選手、有島選手、佐藤錬選手、池田選手、外山選手、西村選手、
寺澤選手がまさかの足をつらせストップ!そして高根選手が抜いていく!!

有島選手が収納違反でペナルティとなり15秒
あっという間に先頭は小田倉選手と安松選手の戦いになる

ラン2周目も

小田倉選手、安松選手のデットヒートが続く! 小田倉選手の写真
日体大先輩後輩対決!

2020年に最も近い男か?
皇帝に先着した男か?
熾烈な争いになる!!

平野選手、佐藤選手、池田選手が続き
3位4位5位はこの中から決まる確信となる!!

熾烈な争いを制したのは 2020年に最も近い男『小田倉選手』
準優勝安松選手
3位池田選手、4位佐藤錬選手、5位平野司選手、6位外山選手、ペナルティをもらっても7位に食い込んだ気迫の走り有島選手
8位黄金世代の成長株、寺澤選手、9位高根選手と続く
結果強い選手が強いレースをし、成長を見せつけた安松選手、池田選手
など上位はすべてすごい実力を持った選手でした。
NTTジャパンカップが蒲郡、大阪、高松、村上と待っていることもあって
10位くらいまではお台場の可能性が男女ともに十分にある
優勝された小田倉選手
お台場確定した選手の皆様おめでとうございます。
大会に出場された皆様お疲れさまでした。
そして表彰式で悲劇が
急な突風にあおられテントが飛び安松選手に直撃、大丈夫だったでしょうか?