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- カーフマン東海ステージ
カーフマン東海ステージ
- DATE
- 2016.11.20
- VENUE
- 福島県いわき市のアクアマリンふくしま
- COURSE
- 1Run 5km >> Bike 30km >> 2Run 5km
スタートラインに並ぶのはデュアスロンの"皇帝"深浦選手、その他の多くは学生選手権への出場資格を望む選手たち、計74名。
優勝候補はなんといっても10年間もの間、デュアスロントップに君臨する深浦選手!
その皇帝に日本選手権上位の肥後選手、清水選手、三須選手などが挑みます。
・・・・そんな単純なことにならなかった
想像を超える敵が現れることを前日まで誰も知らなかった。
それは・・・
Pokemon GO
思わず笑ってしまった。
CALFMAN(デュアスロン) VS ポケモンGo
結果 : カーフマン 惨敗
レース前日のしかも19時手前発表
復興支援のために
ポケモンGoがばらまいたラプラス
↑こんなのらしい
ラプラスを捕獲に現れたポケモントレーナーたちによって
コ―ス変更って
流石は社会問題になるくらいの勢いのポケモンGo
選手の安全、ポケモントレーナーの安全を考慮する仕方のない決定のように思える
ルールや交通規制をしても防げないものは防げないですしね
しかしながら、世界的にもメジャーなポケモンGoのトレーナー達にも
マイナー競技の
『デュアスロン』
の宣伝できると考えれば すごくプラス!!
ネガをポジに変える、選手にも応援者にも大事なのは思考の変換です!!
1Run 5km
前日に・・・コース変更したのにもかかわらず
当日に・・・
ラプラスの移動があり
またコース変更を余儀なくされたカーフマン
スタッフたちの開催に向けた努力には頭が下がる思いです。
大人数の参加となったカーフマン東北ステージは
スタッフの懸命な努力により無事スタートを切る
スタート後の入り1kmは3'15程度のスローペース。
集団も切れることなく、縦長の大きな集団となりながら推移していく
通常であれば3kmから深浦選手がペースをあげることでこの集団が崩壊し、細切れになりながらバイクへ移ることが多かったのですが
この日のは序盤のスローペースで3kmからのペースアップをしても・・・・
対応する脚を残しているメンバーが多く、なかなか人数が絞れずにいた。
しかし、日本選手権の1stRunも積極的に牽引していた三須選手がここでも積極的な姿勢をみせさらにペースアップをすると
それに山岸選手、中村選手、深浦選手、安松選手、肥後選手、大野選手が続き
第一集団となり第二集団に差をつける形でトランジへ。
Bike 30km
トランジに一番に入った山岸選手が痙攣?でDNFになり
トランジを一番に飛び出したのは肥後選手※手際が良い
遅れたのは大野選手、
バイクは6km周回を5周する直線平坦コースではあるもののUターンを計20回行うコースは
コーナーへの進入
ブレーキ
加速
などバイク力が試されるコース
深浦選手、安松選手、三須選手、中村選手、肥後選手の5人で先頭集団を形成
1周回後の後続集団との差は約30秒
後は阿部選手や嘉瀬選手などが前を追う
3周目に嘉瀬選手、清水選手、阿部選手の率いる第2集団が先頭集団を捉え、約10名の集団に。
Uターンの多いコースでの駆け引きを積極的に繰り返す選手と
2ndランに照準を合わす選手に分かれたが結局差は生まれず
2ndランへ
Run 5km
トランジからまた一番に出たのは肥後選手、続くのは中村選手、深浦選手、安松選手となり
約1km地点 肥後選手先頭・・・・約2、3km地点 中村選手先頭・・・・
約3.5㎞で深浦選手がペースアップし肥後選手が脱落し
約4km地点で中村選手が脱落
深浦選手 VS 安松選手 となる
食らいつく安松選手
最後の最後にもう一段ペースを上げた深浦選手が安松選手を引き離し勝利
まだまだ深浦時代が続くという気合を見たような気がしました。
参加者および関係者の皆様ありがとうございます。ポケモンGoのトレーナーさんたちにもカーフマンの魅力伝わったはずです