Race&Report
- >
- race&report
- 2014カーフマン北関東:女子
2014カーフマン北関東:女子
- DATE
- 2014.01.19
- VENUE
- 国営武蔵丘陵森林公園
- COURSE
- 1stラン5㎞:バイク30㎞:2ndラン5㎞
デュアスロン世界チャンピオンにしてトライアスロン日本選手権連覇者である現役最強の『上田藍』選手が登場!!
男子の15秒後にスタートという事もあり観戦者の期待は優勝・・・・
そして・・・・
男子エリート選手をどれだけ抜くかという本来あってはならない期待もしながら応援をした
ライバルは? 中島帆波選手、加藤友里恵選手、松本文佳選手などこれから期待できる選手も多く楽しみなレースでした。
1stラン 5km
スタートが切られた!
スタートは全選手スムーズなスタートを切った
公園内を最初500mを折り返し往復1キロ → その後2キロの周回を2周回というコース
最初の1キロで早くも上田選手が独走を始める
第二集団は中島選手や加藤選手、沢田選手、松本選手などが続く
折り返して2㎞の1周目に入る
上田選手がさらに離す!!
最終周回に入り
完全な独走を見せ1分近く差を広げる
最終周回を終えて
1stランで早くも男子エリート選手を数名抜き去るという
素晴らしいパフォーマンスを見せ
後続エリート女子選手にも1分以上の差をつけトランジに入ってきた!!!
しかし・・・・
その後まさかの事件が起きることはまだだれも知らなかった!!
Bike 30km
トランジ:
圧倒的な差を1Stランから見せた上田藍選手がトランジから出てくる!!
?
?
?
デュアスロン(RUN→BIKE→RUN)という競技の性質上
RUNのときはランニングシューズ、BIKEのときはバイクシューズ(トライアスロン用)を使用する
トランジにおいておくバイクにバイクシューズを装着した状態で
1Stラン終了後にランニングシューズを脱ぎ、裸足またはソックスを履いた状態でバイクを押して乗車位置まで行ってスタートする
がっ!!
上田藍
BIKEパートスタート時にランニングシューズを履いたままバイクシューズが付いたバイクをおしてバイク乗車位置に現れる!!!
マーシャル(審判員)より指摘が入り
バイクを置いて
恥ずかしそうにランニングシューズを脱いで持ちながら戻る
上田選手
そしてランシューを置いて改めてトランジから出て来る
何よりもすごいのがそれでも余裕の1位でバイクをスタートする実力
各選手も約1分遅れでバイクスタート・・・
デュアスロン世界トップの実力を見せる上田選手
それにバイクでは食らいつきタイムを縮めたのは中島選手と加藤選手
逆にバイク力の弱さが出てさらに差を広げられた選手も目立つ
北関東はバイク力が出るという事を改めて感じさせられた
後続との差を40秒ぐらいで抑えた上田選手がトランジから2ndランへ!!
2ndラン 5km
ここからはまた上田選手の独壇場が始まった
後続エリート女子との差をどんどんと広げていき
さらには
男子エリート選手を何人か抜き去り
圧倒的な強さを見せる
そして
圧勝で
ゴール!!
トランジのミスがあっても、それこそ何があっても負けないんじゃないかという強さと勢いを見せた上田選手優勝!!
準優勝は
若手有望株の中島選手!!
3位にはランナー出身の加藤選手、カーフマンシリーズの牽引者の沢田選手が4位に入る
優勝された上田選手おめでとうございます。
出場選手の皆様へ
素晴らしい戦いをありがとうございます。